築15年・片田舎の155坪一軒家を売却するために奮闘中!

DIY・暮らしの工夫

母の遺品整理からDIYリフォームまで、半年間の実録レポート

こんにちは、てつです。
今回は少しプライベートな話を。

最寄駅から車で30分の、とある片田舎にある自宅。
築15年、100坪以上の敷地に多数の居室で広々とした一軒家です。

かつては私の実家でしたが、ここ5年間は母が一人で住んでいました。
しかし、母が他界し、住む人がいなくなったこの家を手放す決意をしたのが半年前。
それからというもの、売却に向けて毎週末DIYと片付け、修繕に奮闘する日々が続いています。

この記事では、実際にやってきたことと、それにかかった費用をリアルに公開。
これから実家の片付けや売却を考えている方、副業として「空き家再生」に興味のある方の参考になれば幸いです。


■ ステップ1:遺品整理と不用品の片付け

最初にぶつかったのが「遺品の整理」。
母が大切にしていた家具や雑貨、思い出の品々が家中に残っており、ただの「不用品処分」では済まない大仕事でした。

  • 販売できるものは販売:メルカリやジモティーを活用し、リユースできる家電や骨董品、工具などを出品。
  • クリーンセンターへ自力搬入:ゴミ処理場に車を借りて数回にわたり直接持ち込み。費用は約1万円
  • 大型ゴミは業者依頼:2tトラックを使うような大量処分はさすがにDIYでは無理。専門業者に依頼し、20万円ほどかかりました。

■ ステップ2:プロのハウスクリーニングで見違えるほどキレイに!

片付いたら、プロにハウスクリーニングを依頼。
家の中が見違えるようにピカピカになりました。

  • ハウスクリーニング費用:8万円

DIYでは落とせない油汚れや水垢、埃の蓄積もプロの手にかかれば一発で解決。
売れる家」に近づける第一歩でした。プロにお願いして大正解!!

料金は窓ガラスの枚数で決まるようです ガラスがピカピカ さすがプロ!


■ ステップ3:DIY修繕で費用を削減!

売却前に気になった「マイナスポイント」は、できる限りDIYで修繕。

● 和室の障子・襖の補修

母が可愛がっていた中型犬が、和室を“自由すぎる空間”として使っていたため…障子と襖がボロボロ。

  • 障子の張り替えをDIYで実施
    YouTubeでやり方を学びながら、格安の障子紙セットを購入して張り替えました。

👆キレイに張替えできました

● 浴室乾燥暖房機の異音→DIYで交換

15年物のMAX製BS-141H2が「カラカラ…」と異音を発し始めたため、
高須産業製の**BF-231SJA(約26,000円)**に交換。信頼の日本製

※DIYとはいえ電源周りは電気工事士の確認を受けました。
DIYでできる範囲には「限界」もあると感じた一件です。

● シャワー水栓の水漏れ→DIY交換

サーモ付き混合水栓が水漏れを起こしていたため、ネットで約17,000円の代替品を購入し自力で交換。

これもDIYで対応できる「水回り修理」としては比較的カンタンな部類。
(※事前に止水栓を閉めてから作業!)


■ ステップ4:業者に頼んだ部分

自分でできないこと、重機や技術が必要な作業は潔くプロにお任せしました。

作業内容費用(目安)
リビングとキッチンの天井・壁のクロス張替え約10万円
ガレージの登記修正(未登記部分を含む)約8万円
庭木の伐採・抜根約8万円
庭の整地+砂利敷き約22万円

👆荒れ果てた庭の様子

👆重機による整地.砂利の敷き込みで見違えた庭

庭に関しては手入れされておらず荒れ放題だったため、
「DIYでやるより時間と体力を金で買った」判断でした。


■ ステップ5:細かい箇所も抜かりなくDIYで美化!

  • ガレージ前のインターロッキングブロックは、
     妻が高圧洗浄機で汚れを落とし、美しく再生。
  • 草むしりや防草シートの敷き直しも地味に効いています。

👆庭がキレイになると気になる黒ずんだインターロッキングの汚れ


■ 売却は現在進行中。不動産屋との信頼がカギ

ここまでの修繕・整理にかけた費用は合計で約100万円前後
これでも業者にすべて丸投げした場合に比べて半額以下に抑えた自負があります。

現在、約5年来の付き合いのある地元不動産会社に売却を依頼中。
売れるまでどれくらいかかるか分かりませんが、
できることはすべてやったという達成感はあります。


■ まとめ:空き家問題は他人事じゃない。だからこそ「自分で動く」

この家の整理・売却を進めてみて思ったのは、
「空き家は持ってるだけでコストがかかる資産」だという現実。

しかし、自分で動き、工夫すれば大きな出費を抑えながら資産価値を取り戻すこともできる。
そして、DIYやフリマ活用など、普段の副業ノウハウもこうした場面で活きると感じました。

今後も進展があれば「FUKU+」で報告していきます。

タイトルとURLをコピーしました