「壁のクロスがめくれてきて見た目が気になるけれど、業者に頼むほどでもない」
「引っかき傷や日焼けでクロスが部分的に破れてしまった」
こんな経験、ありませんか?
クロスの破れをそのままにしておくと、だんだん剥がれが広がって余計に目立つようになります。とはいえ壁紙の張り替えをプロに依頼すると、1面でも数万円〜の費用がかかることも。
そこで今回は、100均で手に入るリメイクシートを使って破れたクロスを簡単にリカバーする方法を紹介します。実際にやってみると驚くほど簡単で、見た目もすっきり!DIY初心者の方にもおすすめです。
用意するもの
すべて身近なものでそろいます。
- 100均のリメイクシート(貼りたいデザインを選びましょう)
- 木工用ボンド または コーキング材(薄く塗って下地調整用に)
- マスキングテープ
- カッター(よく切れる刃を用意)
- 定規(長いものが便利)
- ローラー(100均にも売っています)
- プラスドライバー(スイッチカバーを外すため)
- ウエスや布(シートを伸ばすときに使用)

裏にカット用の点線付き 今回幅を1/3くらいにカットして使いました
手順① 下地を整える
クロスが剥がれて段差になっている部分をチェックしましょう。
段差をそのままにしてシートを貼ると、どうしても浮きやシワが出てしまいます。
- 剥がれたクロスの下を軽く押さえて密着具合を確認。
- 木工用ボンドやコーキング材を薄く塗って置きます。
- コーキングが乾かないうちにシートを貼り付けます。
- 段差の上をローラーで均します。
これだけで表面がフラットになり、仕上がりが格段に良くなります。


手順② マスキングで基準線を作る
まっすぐ貼るためには基準線が必須。
貼りたい位置にマスキングテープを貼り、シートの「ガイドライン」として使いましょう。

この作業を省くと、完成した時に「微妙に斜め…」となってしまうことも。DIY初心者ほど丁寧にやるのがコツです。
手順③ スイッチカバーを外す
壁にスイッチやコンセントがある場合は、カバーを外してから作業すると仕上がりが断然きれいになります。
- マイナスドライバー等でスイッチのカバーを外します。
- プラスドライバーでネジを緩め、スイッチの枠を外す。
- 中の金具が見える状態にする。

貼った後で余分なシートをカッターで金具に沿ってカットすれば、まるでプロが施工したような仕上がりに。
手順④ リメイクシートを貼る
いよいよシート貼りです。
- 裏紙を少しずつ剥がしながら、マスキングに沿って貼っていく。
- 手で軽く押さえながら位置を仮止めする。
- シワが出たら手や布で伸ばし、空気を追い出す。

柱や枠を基準にスタート 隙間を作らなうように!!

一気に全部剥がすとシワだらけになるので、必ず少しずつ進めるのがコツ。
スイッチの凸凹をカワす為 シートに切れ込みを入れました
手順⑤ 余分な部分をカット
スイッチ部分や端の余分なシートは、カッターでスッと切り落とします。
- スイッチ → 金具に沿ってカット
- 端 は後で隠れるので適当でOK

ここで仕上がりが大きく変わります。焦らず作業してください。
手順⑥ ローラーで圧着
貼り終えたら最後にローラーで全体を押さえます。
これで空気が抜け、剥がれにくくなります。


完成したらスイッチカバーを元に戻して終了です。

Before / After
- Before:クロスが剥がれてみっともなかった壁
- After:リメイクシートで新品のようにきれいに!



部屋の印象が一気に明るくなり、気持ちまでリフレッシュできます。
まとめ
今回は 「クロスの破れを100均リメイクシートで簡単にリカバーする方法」 を紹介しました。
ポイントは以下の通りです。
- 剥がれた部分はボンドやコーキングで段差をなくす
- マスキングテープでまっすぐ貼る
- スイッチカバーを外してから貼るとプロ並みの仕上がり
- シートは少しずつ剥がしながら空気を逃がして貼る
- 仕上げはローラーで圧着
リメイクシートは種類も豊富で、木目調・レンガ調・大理石調などインテリアに合わせて選べます。コストは数百円〜で済むので、気軽にチャレンジできますね。
クロスの破れに悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。
👉 この記事を読んだあなたも、週末にぜひトライしてみませんか?
「破れたクロスが気になっていたけど、DIYでここまでできるんだ!」と驚くこと間違いなしです。
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