こんにちは、てつです。
前回は「売却のきっかけと市場調査」について書きましたが、今回は実際に取り組んだ 内覧対策のDIYリフォーム の中から、クロス・襖・障子の張替えについて紹介します。
住宅の売却において「第一印象」はとても大切です。
特に 壁のクロスと和室の建具(襖・障子) は、内覧時に真っ先に目に入る部分であり、古さや生活感がにじみ出やすい箇所でもあります。
築15年の我が家も、さすがにクロスの汚れや襖の黄ばみが目立ち始めていました。
このままでは査定額や内覧者の評価が下がることは目に見えています。
「なるべく費用を抑えつつ、最大限きれいに見せる」ことを意識して取り組んだ実例を紹介します。
クロス破れ補修:100均リメイクシートで即対応
まず気になったのが、浴室入り口のクロス破れ。
ちょっとした引っかき傷や剥がれでも、内覧者にとっては「この家は傷んでいる」というマイナス印象になります。
そこで活躍したのが 100円ショップのリメイクシート。

✅ 使ったアイテム
- ダイソーの「壁紙風リメイクシート(白・ブロック調)」
- ローラー(空気抜き用)
- カッター
✅ やり方
- 破れた部分にコーキングを薄く塗って平らにする
- リメイクシートを裏の点線に沿ってカット
- 真直ぐ貼るためマスキングテープでガイド
- 空気を抜きながら貼り付ける
👇詳しい記事は👇



作業時間は1カ所あたり10分程度。
近くでじっくり見れば補修跡はわかりますが、内覧時の「ぱっと見」では十分きれいに見えます。
実際に不動産屋の担当者からも
「これだけでも印象が全然違いますよ」
とコメントをもらえました。
LDKとキッチン壁のクロス張替え:業者+DIYの併用
築15年の家で一番気になるのは、やはり リビングとキッチンのクロス汚れ。
特にキッチン周りは油はねや黄ばみがひどく、自分で掃除しても限界がありました。
ここは思い切って 業者に依頼して全面張替え を実施。
ただし、費用を抑えるために「LDK・キッチン部分は業者、廊下や小部屋はDIY」という形で使い分けました。
✅ 費用感
- LDK+キッチン壁(業者施工):約12万円
- 自分で張替えた障子ほか(DIY材料費):1万円弱
DIY部分では「障子紙や木目調シートほか」をネットで購入し、カッターとローラーを使って張替えました。
最初は継ぎ目の処理に苦労しましたが、慣れてくると意外と楽しく、仕上がりも満足度は高め。

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家族団らんの場所リビングも張替え!
襖と障子の張り替え:和室の印象を大幅改善
続いて取り組んだのが 和室の襖と障子。
日本家屋では避けて通れない部分ですが、ここが黄ばんでいたり破れていると、内覧者の評価は一気に下がります。
✅ 襖の張替え
こちらもクロス同様クロス屋さんにお願いしました 要所要所業者さんにお願いし時短を測りました。


シンプルですが明るい白で部屋が広く見えます
費用:1枚あたり2~3000円前後
✅ 障子の張替え
従来通りこちらはDIY、今回は 障子紙専用のりを使用。
糊のベタつきがなく作業が早いので、DIY初心者でもおすすめです。
費用:1枚あたり500円前後
👇詳しい記事は👇



結果、暗く古臭かった和室が一気に明るくなり、不動産屋からも「これならすぐ内覧に出せますね」と言われました。
👇こちらを使ってDIY👇
DIYの効果とコスパ
今回の クロス・襖・障子の補修・張替え にかかった費用は合計で 約13万円。
- クロス業者施工:12万円
- DIYクロス材料:0.5万円
- 襖紙・障子紙他:0.5万円
業者任せなら30万円以上はかかったはずなので、かなりコストを抑えられました。
しかも、内覧時の第一印象は劇的に改善。
実際、張替え前後で内覧者の反応が変わり、
「古さが気にならない」「すぐ住めそう」との声をもらうようになりました。

まとめ:内覧対策は“壁と和室”から
中古住宅売却において、
- クロスの汚れや破れ
- 襖・障子の黄ばみや破れ
これらは内覧者にとって「家の古さ」を強調してしまうポイントです。
逆にここを整えるだけで、家全体が新しく見えるという効果があります。
築15年~20年クラスの戸建てを売却するなら、
- LDKやキッチンのクロスは業者依頼
- 廊下や小部屋はDIYで補修
- 和室は襖・障子の張替え必須
この3ステップをおすすめします。
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次回は「内覧対策のDIY②水回りリフォーム」として、浴室乾燥暖房機・シャワー水栓交換などの事例を紹介します。