🏎️ オープンカーでドラレコ取付に悩むあなたへ
4座オープンカーにミラー型ドライブレコーダーを取り付けようとしたことがある方なら分かると思います。
最大の難関は「リアカメラの取り付け位置」。
ルーフが開閉する構造上、リアガラスが動くため、通常の車のようにリアガラス上部にカメラを設置できません。
そこで今回は、筆者の BMW 220i カブリオレ(F23型) に人気モデル NEOTOKYO製「ミラーカム3」 をDIYで取り付け。
車体への穴あけを最小限に、見た目も配線もスッキリ仕上げる方法を徹底解説します。
📦 使用製品と仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | NEOTOKYO ミラーカム3 |
| 価格帯 | 約36,000円(Amazon・楽天など) |
| 仕様 | 前後カメラ・GPS内蔵・Sony製センサー搭載・ミラー一体型 |
| 特徴 | 明るく高精細なモニターと広角リアカメラ |

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🔌 配線ルート全体構成
ミラー型ドラレコ取付で最も重要なのは、配線の美しさと防水・防振対策です。
BMW 220i カブリオレでは以下のルートを採用しました。
🔧 リアカメラの取り付け方法
通常のセダンやクーペではリアガラス内側に設置しますが、
オープンカーでは不可。そのため今回は ナンバー灯のプラパーツ部分に穴あけ加工 しました。

- 穴あけ:電動ドリルで約5mm径
- 固定方法:付属両面テープ+補助ステー
- 配線ルート:ナンバー灯裏 → トランク内部へ通線

👆DIYの相棒 あらゆる場面で活躍 ある時はドライバーある時はドリル!
📍取り付けポイント
- ナンバー灯の端に小穴加工
- 配線が太い場合はボディ側の穴を拡大
- トランクリッド裏から配線を確認
- 右側ジャバラ内を通し、配線通しでトランク内へ

トランク裏のこの辺りにカメラが付きます

配線通しで通線

👆配線作業の必須アイテム
🎯 トランク内の配線ルート
- トランク内装を丁寧に外す
- 蛇腹を通ってきた配線を背面パネル裏へ
- 後席背面のわずかなスキマから室内側へ通線

トランク内の様子

トランクから室内へ通線
💡後席背面パネルの隙間をうまく利用すれば、追加穴あけ不要で通線できます。
🚗 室内配線ルート(リア→フロント)
リア側 → 後席サイド → 座面横隙間 → フロア樹脂パネル裏 → 運転席足元 → Aピラー → フロントガラス上部 → ミラー裏
- 後席サイドから運転席側へ配線を通線
- Aピラー内を通してフロントガラス上へ
- すべて程よいスキマが有り押し込みOK
- 一部ガラス下のスキマが狭い箇所は内装剥がしツールを使用

後席脇の隙間へ

運転席サイドプラパーツ隙間を利用

運転席側Aピラーからガラス上の隙間へ

👆内装イジリの便利ツール
⚙️ フロントカメラと電源の接続
フロントカメラはフロントガラス上部に設置。
コネクターが大きく入りにくい部分は、ケース内部にまとめて格納。
- コネクター類を①ケース内の空きスペースに押し込み整理
- ①ケースを元に戻してミラー本体へ接続
- 緑矢印:カメラ線/赤矢印:電源線


①のケースを半分に割って

ガラスの隙間へ入らないコネクター類

①ケースの空きスペースへ押し込む

ミドリがリアカメラ アカが電源 差し込む場所は逆だったかな?

👆いつも活躍1つあれば安心
🔋 電源取り出し方法(ACC連動)
給電ポイント:センターコンソール内シガーソケット裏
分岐:エーモン製電源分岐ハーネスを使用
- 助手席足元 → Aピラー → ミラー裏へ配線
- 赤/黄線から+電源、ボルト部からボディアース
- 抜け防止にテープで固定し、余分な配線はスキマに収納

センターコンソール裏のシガーソケット配線を分岐

エーモンシガーソケットを助手席足元へ増設

ミラーから降ろした電源線

ピラー下の隙間に外れ止めのテープを巻き電源ソケットごと押し込み
NEOTOKYO純正シガータイプ電源を使用することで、**内部変圧(12V→5V)**を活かし、
安定した映像出力とエンジン連動起動を実現。


👆エーモンさんは ええもん 作ります
🕒 取付所要時間と難易度
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作業時間 | 約5時間(1人作業) |
| 難易度 | ★★★☆☆(電装DIY経験者向け) |
| 必要工具 | 電動ドリル、内装剥がし、配線通し、絶縁テープ等 |
🎥 実際の映像と使用感レビュー
「爆光モニター」を謳うミラーカム3。
オープン時でも画面が暗くなりにくく、非常に見やすいという商品。
Sony製センサーのおかげで映像はクリアで、ルームミラーとしても違和感なし。
特にBMW 220iカブリオレのようなリア視界が狭い車では安全性が格段に向上します。
📸 映像チェックポイント
- 純正ミラーより広角で後方確認しやすい
- 近距離では白飛び少なくナンバー判読OK
- 夕方や曇天時も十分明るく視認性良好

純正ミラーより広角

この距離なら白飛びも補正が効いてナンバーも確認可能
🧰 DIY時の注意ポイント
✅ ルーフ開閉機構に干渉しないルートを選ぶ
✅ 配線は極力隠して見栄えを整える
✅ 絶縁テープで固定し、振動対策を忘れず
✅ 余ったケーブルはスキマへ押し込み整理
💬 総評:オープンカーでも「ミラーカム3」は十分実用的!
NEOTOKYO製「ミラーカム3」は、オープンカーでも確実に設置可能で、
特にリア視界が限られるカブリオレでは大きなメリットがあります。
DIYで取り付ければ、工賃2〜3万円の節約にもなり、
自分の車の構造理解にもつながる一石二鳥のカスタムです。
🔒 ミラーカム3の辛口レビュー(正直レビュー)
- オープン時、モニター映り込みがやや強め
- 「爆光」?明るさは自動調整がかかるが過度な期待は禁物
- 夜間の白飛びも若干あり(ナンバー高さのため許容範囲)
- ミラー上部から3本配線が出る(他社は1本仕様もあり)
- 価格がもう少し安ければ満足度は高い
総合評価:★★★★☆(4/5)
反射を抑えるフィルムを貼ればコスパ重視派にもおすすめできるバランス型ドラレコ。
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👆低反射保護シート必須です
✍️ この記事でわかること(まとめ)
- NEOTOKYOミラーカム3の特徴と実力
- オープンカー向けリアカメラ配線ルート
- BMW 220iカブリオレでの取付手順
- 電源の取り出しポイントと安定化方法
- 白飛びの実際と許容範囲
👇さらに詳しく知りたい方はnoteをご覧ください
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