カーシェアを活用した個人間のシェアリングエコノミーは、収益を得る手段として魅力的ですが、その裏にはリスクも潜んでいます。今回は、私がAnycaを利用してセレナをシェアした際に起こった事故の経験をもとに、教訓と今後の対策についてお話しします。
事故発生:初心者ドライバーによるフロントバンパーの大破
これまで51件のシェア実績の中で、初めて修理が必要な事故が発生しました。借り主は「運転に問題はない」と話していたため、特に気にせず貸し出しました。しかし、実際には免許取得から数カ月の初心者であり、まだ学生でした。
結果として、フロントバンパーが大きく凹み、セレナは無残な姿に…。
この時点で、最も不安だったのは修理費用の負担です。車両保険に未加入だったため、修理代は実費負担となりました。相手が学生ということもあり、なるべく負担を軽減できるよう、1時間以上離れた知り合いの修理工場へ持ち込み、最安値での修理を模索しました。
事故後の対応:運営は一切関与せず当事者間の話し合い
事故発生後、最も驚いたのはAnyca運営が一切介入しなかったことです。Anycaの規約上、事故時の対応は当事者間の話し合いで解決することになっています。そのため、修理費の請求や交渉、スムーズなやり取りが求められました。
しかし、途中からドライバーの返信が途絶えるという事態に…。
「このまま修理代を支払ってもらえないのでは?」という不安が募る中、何とか連絡が取れ、最終的には修理費を支払ってもらえましたが、もしも相手が誠意を見せなかった場合、さらなるトラブルに発展していた可能性もあります。
この経験から学んだ重要なポイントを以下にまとめます。
事故から学んだ教訓と対策
1. ドライバーの実際の運転経験を確認する
・「毎日運転している」という情報だけでなく、どんな車を運転しているのか、どの程度の距離を運転しているのかまで詳しく聞くべきでした。特に初心者ドライバーには注意が必要です。
・次回からは、「免許取得後の年数」「普段どのような車を運転しているのか」を明確に確認することを徹底します。
2. 車両保険には必ず加入する
・修理代の実費負担は大きなリスクです。カーシェアを継続するなら、必ず車両保険に加入するべきだと痛感しました。
・今後は、保険未加入の状態での貸し出しはしない方針に変更します。
3. 事故発生時の対応フローを明確にする
・事故発生時の対応マニュアルを用意し、ドライバーに事前に説明する。
・修理の見積もりを早急に取り、速やかに交渉を進める。
・ドライバーとの連絡手段を複数確保し、音信不通にならないよう対策を講じる。
カーシェア運営はリスクと向き合うことが大切
この事故を経験したことで、カーシェアは単なる副業ではなく、しっかりとしたリスク管理が求められるビジネスであると再認識しました。
トラブルが起こるたびに「もうやめようかな…」と思うこともありますが、それ以上に「どうすればより安全に運営できるか?」を考えることが大切です。適切な対策を講じることで、リスクを減らしながら収益を確保することができます。
今後も、この経験を活かし、安全で安定したカーシェア運営を目指していきます。
このように、事故体験を振り返ることで、同じようなカーシェア運営を考えている方々にとって有益な情報となれば幸いです。
「リスクを正しく管理すれば、カーシェアは有益な副業になり得る」
この考えを忘れず、今後もプラス思考で取り組んでいきます!皆さんも使っていないマイカーで副収入!福をプラスしませんか? FUKU+てつ でした。