【最終報告】2024年12月Anycaサービス終了!年毎の詳細内訳とシェア売上実績レポート

カーシェア

2024年12月をもって終了したAnycaサービス。今回の記事では、これまでのC26型セレナの運用実績データに基づき、中古車をシェアカーとして活用した場合の初期投資や各年度ごとのシェア売上実績、利用状況の変化などを詳しく分析・報告します。各データは、シェア運用における改善点や今後の展望を考える上での貴重な参考資料となるでしょう


1. 初期投資と全体概要

  • 初期費用内訳
  • 中古車本体価格2011年製C26セレナ20S 98000km 370,000円(車検取得費用込み)
  • 約2年半の維持費
    • 修理・税・車検・車両代込み894,499円
    • その他関連費用含む:(例:装備アップグレード、付帯費用など)
  • 総売り上げ合計740,060円
  • 運用から2年を待たずに本体購入額を回収
  • Anycaサービス終了発表時点でセレナ売却し最終的に9.5万円程のプラス

これらの初期投資を基に、各年度のシェア運用による収益状況を以下の通り整理しました。


2. 2023年度のシェア実績

主要数値

  • 月平均売上10,506円
  • シェア実績例(抜粋):
    • 8月6日〜7日:2シェア、8,350円(例:川間出・柏返、50代女性利用、静岡キャンプへ ※ETC忘れ、バンパ破損あり)
    • 8月13日〜15日:2シェア、7,600円(例:我孫子自宅出・返、40代男性利用、茨城キャンプへ ※ランタン忘れ)
    • その他、10月・11月のシェアも記録

2023年度シェア実績内訳表

期間シェア件数売上(円)利用者属性目的地備考
8/6〜8/728,35050代女性(柏)静岡キャンプETC忘れ、バンパ破損
8/13〜8/1527,60040代男性(我孫子)茨城キャンプランタン忘れ
10/8〜10/1027,60020代男性(稔台、外国人学生)那珂川キャンプ
11/12〜11/1327,60030代男性(梅郷)成田空港?400km程度

※その他多数のシェア実績あり

8/6初めてのシェア開始


3. 2024年度のシェア実績

主要数値

  • 月平均売上:23,420円
  • シェア実績例(抜粋):
    • 7月1日〜2日:2シェア、11,150円(例:北小金出・柏駅返却、29歳男性利用、那須塩原シェア ※家族7人)
    • 7月15日〜16日:1シェア、5,625円(例:駐車場出・返、30代男性利用、大網白里海水浴)
    • 7月16日〜18日:2シェア、11,150円(例:駐車場出・返、20代男性利用、大阪方面シェア(合算:1,400km))
    • その他、8月、9月、10月、12月にも多彩なシェア実績が記録され、収益が大幅に向上

2024年度シェア実績内訳表

期間シェア件数売上(円)利用者属性目的地備考
7/1〜7/2211,15029歳男性(上本郷)那須塩原シェア家族利用(7人家族)
7/15〜7/1615,62530代男性 (春日部)大網白里海水浴
7/16〜7/18211,15020代男性 (安行)大阪方面シェア合算走行距離1,400km
2024.12
Anyca
サービス終了
複数   (各年代)各地シェア各種特記事項(例:レビュー、装備不備など)

4. 3年目のシェア実績と全体傾向

主要数値

  • 3年目(月平均売上):24,046円
  • シェア件数はさらに安定し、利用者のリピート率も向上。全体的に収益の底上げが確認されています。

利用者数とシェア件数の推移

※3年目のデータは、利用者の拡大や安定シェアの効果が見られ、収益改善につながっている点が大きな特徴です。ここまで順調なシェアの伸びを見せていて前年の売り上げを上回っていたのでサービス終了がとても残念でした。2024.10頃DNAより12月でAnycaサービス終了の発表が有りセレナを即売却 


考察

収益成長の要因

  • 初期投資の回収
    初期費用(約370000円)の回収は開始2年を待たず完了、シェア件数の増加とともに徐々に進み、2024年度には月平均売上が約2.2倍に成長しました。
  • 利用者層の拡大
    20代~60代と幅広い年代がシェアカーを利用しており、特にファミリー層やリピーターの増加が収益安定に寄与しています。
  • シェア運用の最適化
    利用時の装備改善(例:アマプラ視聴、前後ドラレコ、スタッドレス、清掃・点検の強化)や、各シーンに応じた最適な運用方法が浸透し、全体の運用効率が向上しました。

Anycaサービス終了後の展開

2024年12月をもってAnycaサービスが終了する中で、これまでの運用実績とノウハウは今後のシェアカー事業運営の大きな資産となります。今後は、以下の点に注力していく必要があります。

  • 新たなプラットフォームへの移行
    サービス終了後も継続的なシェア運用を目指し、新しいプラットフォームの選定や独自運用の体制構築を進める。
  • 利用者満足度のさらなる向上
    現状の改善点を踏まえ、シェアカーの装備やサービス品質を向上させることで、リピーターの獲得と口コミによる新規利用者の増加を図る。
  • コスト管理と効率化
    初期費用の回収状況や運用コストの詳細を定期的に分析し、無駄な出費の削減と効率化を進める。

6. 総括

今回の実績データから、2023年度と比較して2024年度はシェア売上が大幅に向上していることが明確に示されました。

  • 2023年度:月平均売上10,506円
  • 2024年度:月平均売上23,420円
  • 3年目:月平均売上24,046円

これらの数字は、シェアカー運用における改善努力の成果であり、初期投資の回収や利用者の信頼構築に成功していることを裏付けています。Anycaサービス終了という転機を迎える今、これまでのデータを基に次なる戦略を立案し、今後も安定したシェアカー運用を実現するための基盤として活用していくことが求められます。皆さんもマイカーをシェアして副収入!福をプラスしませんか?FUKU+「てつ」でした。

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